2012年06月

2012年06月05日20:18キンタイズム・・・28
随分ブログ放置してしまいました<(_ _)>

今日はいくつか気になる話題を書きたいと思います。

まずは野田内閣。
なんとも潔さに欠ける。
内閣改造で乗り切ろうとしたい腹だが、本来自民党に擦り寄りたいのであれば、問責の時点で二大臣の更迭すべき所を、小沢裁判の流れを見て小沢会談で意向を確認するまで保留し、更に今後国会で問題が噴出確実な鹿野農水大臣や小川法務大臣を切り捨てるという突っ込まれたくないというセコイ改造であり、そこには政治的な信条や責任というものは感じられない。
そもそもこれまでの問題続出の大臣任命について任命責任を取ろうともしない。
官僚の手先となって消費税法案の成立しか頭にないと言ってよい。

さて今回の内閣改造で驚いたのは、やはり、森本氏の防衛相起用だ。
防衛相の民間から起用は初めてということで問題視する動きもある。
野田氏からすると一川氏、田中氏の素人防衛大臣問責でもう失敗は出来ないといったところだろうか。
民主党内に任せられる人材がいないというのも大きな理由だろう。
個人的には森本氏は資質、判断力共に言う事はない。
民主党政権下で一番の適材適所であると思う。
外交面や防衛面に対しては非常に期待できると思います。
森本氏は親米保守であり、アメリカに対する配慮もうかがえる。
まあ、一番には自民党へのラブコールを送っていると見るべきだろう。
また今回の人事で北朝鮮の情勢が不安定な中、安心できるという事と自衛隊の士気が高まるという効果も大いに期待できるし、アメリカとしても真面目に交渉できると感じているはずだ。
気になるのは沖縄である。
沖縄では、親米保守でしかもこれまでの大臣と違って、認識や考えがしっかりとしている分歓迎されないように思う。
沖縄の交渉については、かなり難しくなるでしょう。
総体的に見て森本氏なら、安心して任せられるというのが僕の感想です。
民主党政権が終わり、政界再編になっても大臣として頑張って欲しいものです。

問題だと思うのは、法務大臣。
今回の人事の滝法相は、バリバリの左翼議員である。
考えてみたら、民主党になってロクな法務大臣がいない。
すでにこの3年足らずで7人目です。
なんだかなぁ・・・
彼も短い寿命になりそうな気がします。

まあ、野田政権も残りわずかな寿命です。
そう長くはもたないでしょう。
彼のとるべき道は、もう自民党に協力を仰ぐ事しかない。
仮に小沢氏とつるんだとしてもねじれは解消できないし、増税できなけりゃ財務官僚の怒りを買うことになり命は無い。
小沢氏が野党側に回れば簡単に内閣不信任案が可決する。
自民党としては有利なカードでいろんな交渉が出来るといった感じだ。
そもそも野田路線は、民主党をかけ離れた自民党迎合路線といってよい。

本来早期に解散して欲しいと願っていたが、今となっては少し僕の考えが変わってきている。
できれば野田政権には9月まで頑張ってもらいたい。
そうすれば自民党の総裁選があり、谷垣氏が再選される事はなくなるからだ。
間違ってもその前に大連立などしてはいけない。
また民主党の代表選も見物である。
小沢氏がどう出てくるか・・・
期待したいのは、なんといっても安倍氏である。
今回総裁選に名乗りを上げて下さることに期待したい。

さて未だ問題だらけの野田政権ですが、これから夏に向けて気になる問題として、関西の原発問題がある。
僕は、大飯原発再稼働については大きなハードルがあり、大幅な遅れが生じるのではないかと推察している。
つまり、関西地区で今夏電力供給不足により計画停電になるのではないかと思う。
これはこれまでの2枚舌戦法のしわ寄せの結果に尽きる。
大飯原発の福井県に良い顔して稼動すれば、大阪の橋下氏をはじめ近隣の知事の怒りを買ってしまう。
どうすればいいか右往左往しているうちに夏が来るといったところだ。
そうなれば、困るのは民間企業の工場・病院・中小企業など、大きな影響となる。
今年の夏の暑さにもよるが、電力不足により計画停電などの原因で老人の熱中症による死者が多数出たり、突然停電するなどの問題が出た場合、大きな問題として国民からの突き上げをまともに受ける事になる。
そうなれば、橋下氏にも非難がくることになりそうである。
まあ、橋下氏については、そうなったら一気に政府の無策ぶりを批判し、一気に民主党政権を追い込むのかもしれません。
仮に夏までの稼動がうまくいったとしても夏だけの暫定稼動として捉えている橋下氏に対して福井県では夏以降も稼動したいはずである。
これまでの民主政権同様、問題先送りにして、その場しのぎの対応しかしてこなかったツケが周ってくるのもそう遠くないはずである。
何も決められない、判断できない政権に明るい未来は無い。

相変わらず民主党は内部のゴタゴタにかまけて、政治をやっていない。
原発政策についても、短期の対策と長期の対策を掲げ、しっかりとしたビジョンを明確にし与野党超えて協力を取り付け、推進すべきである。

昨今、ユーロ安に見て取れるようにユーロ崩壊・解体も現実味を帯びてきた。
日経平均も8500円を割り、株価の下落が止まらない。
中国もやばくなってきている。
小手先の政策では日本が沈んでしまう。
大連立などで、中途半端なことをやってもダメである。
しっかりとした保守政権の樹立なくして、日本の危機を回避できない。
安倍氏や石原氏などの活躍に期待したいものです。

ああぁ、やはり長くなりました。
もう少し書いておきたいので少し簡潔に書きます。

気になるニュースとして、元オウム真理教信者菊地直子容疑者の逮捕がある。
あと残っているオウムの指名手配犯は、高橋克也容疑者一人になった。
菊池容疑者や同居人の取調べなどから多くの情報が得られる事は確実であり、残る高橋容疑者の逮捕ももうすぐであると思います。
早ければ2週間以内に逮捕になるのではと思います。
仮に遅くても二ヶ月くらいあれば、いろんな情報が寄せられ逮捕につながると思います。
早くいろんな謎の部分が究明されればと思います。

大阪維新の会や石原氏の動きなどについても気になっているのですが、長くなりそうなので今日はこの辺で。

ふぅ、疲れちゃった



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